ダライ・ラマ法王から学んだこと

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ダライ・ラマ法王のお話を実際にうかがってみたいと以前から思っていました。

それは仏教という宗教への興味からではなく、チベットの代表として厳しい政治の世界で、人間として、リーダーとして、すばらしい在り方を実践されている希有な存在という印象から、実際にどのような雰囲気をお持ちで、どんな話をされるのだろうという興味でした。

で、先月、東京で法話の会があると知り、行ってきました。

やっぱり、見たり、聞いたり、感じたりするといいですね。

いろんなことが分かりました。

高貴な人という単純なイメージを持っていましたが、実際に目に触れないとわからない、発見もありました。

◇◇◇◇

日本に住んでいると、何となく聞いた事がある仏教の教え。

欲を捨てることや、親切に正直に振る舞うことなど、特定の宗教観というよりは、人としてこう在ると気持ちいいよねということを言われていると感じています。

同時に、わかるけど実践は難しいと思う教えの様な気もします。

お坊さんの様に、俗世を離れ寺に居れば、多少なりとも、自分の欲を抑えられる様な気もしますが、自分たちが住んでいる世界は、どちらかというと逆の世界。

ネットやテレビを見れば、CMや広告が溢れ。

道を歩けば至る所に看板や呼び込み。

美味しそうなものや手に入れたいもの

不安にさせられるものや安心をもたらせてくれそうなもの

欲という欲を刺激される情報やモノがたくさん自分に降ってきます。

そんな環境で、欲を捨てろとか言われてもね~と。

仕事として、どうやって欲を刺激するか?を真剣に考え、実践したりもする人もいますね。

◇◇◇◇

ダライ・ラマ法王があれだけ賞賛されるのは、

国際政治という国益という名の我欲がぶつかり合う世界で、しかもご自身を含めた国民の多くの命がかかっている事態の過中で、

自分が信じた考え方(=教え・信念)を実践されているということなのではないかと思います。

◇◇◇◇

価値観や考え方の違いを越え、

それは良いよね(OK)と言える、普遍的な考えや在り方に従って、

現実世界で行動する力を見せてくれているのだと思います。

◇◇◇◇

宗教家として、政治には関わらないという選択肢があったのか無かったのかはわかりませんが、

政治をおこっていくための知識や経験は全く無かったハズです。

それも、現実世界とは離れたところにずっと居て(町に行きたくても、宮殿から出る事ができず、望遠鏡で見るのが精一杯だった様です。)、現実世界がどのようなところなのかも知らず、

そんな状況から、いきなり危機にある国家の運営を行う立場になるというのは法王ご自身にとっても大変な決断だったハズです。

できるとかできないとか、上手くいきそうとか失敗しそうとか

私の職業は○○とか××とか、そういったレベルは超えて、

今、必要なことに取り組むという姿勢と行動に感動します。

そしてはそれは、私にもできることだなと思いました。

◇◇◇◇

ダライ・ラマ法王は、

優しく、自然体で、無邪気で、陽気で、落ち着いていらっしゃいました。

4時間以上、お一人で法話をされるパワフルな方でした。

聞き手に合わせて、仏教の教えを脳科学や生理学的な解釈を交えながら、分かりやすくお話されるすばらしいプレゼンターでした。

中でも自分的に一番の発見は、

坐禅を組まれ、法話をされている最中、微妙に前後・左右にまるで一定のリズムを刻む様に揺れながら話をされることでした。

『ダライ・ラマ法王、揺れとるで!!』

(大事な話するとき、揺れてもいいんだあ~)

これが一番の学んだこと(?)です。

というのは、冗談ですが、NLP心理学で言うところのモデリング(言葉遣いや姿勢、息づかい、ゼスチャーを真似る)をやると、なんとも言えない落ちついた境地になりました。

コーチングやプレゼンなどの場面でも生かしていきたいと思います。

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