英雄はどこにいる?

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昔から、スターウォーズやマトリックスが好きだった。

 

ルークは自分がジェダイの末裔であることを知らずに、平凡で幸せな生活をしていたが、ある日、レイヤ姫からの助けてという映像を見たことで、動きだす。

その助けての声はルーク自身に向けられたものではなかったし、彼は戦士でもなんでもなく、ただの機械が好きな若者だったので、レイヤの声を無視することはできたはずだし、そうするのがこれまでの彼の選択だった。

だけど、今回ルークは、自分でもなぜだかわからないけど、心の中の行けという声に従って、進んだことで、自身が本当はジェダイであることを知る(思い出す)。

 

アンダーソン(ネオ)は大手ソフトウェア会社のプログラマとして平凡な日々を送っていた。

ただ、「今生きているこの世界は、もしかしたら夢なのではないか」という、漠然とした違和感を抱いていたが、それを裏付ける確証も得られずただ毎日を過ごしていた。

ある日突然、モーフィアスという人物が現れ、このまま仮想現実で生きるか、現実の世界で目覚めるかの片道切符の選択を迫られ、彼はアンダーソンではなく、ネオとなることを選択した。

 

当時の私は、面白いワクワクする話だなぁぐらいで見ていました。

ですが、

実は、これはあなたの物語なんですと言われたら、どんな気持ちがするでしょうか?

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ヒーローズ・ジャーニー(英雄の冒険)という言葉を初めて聞いたのは数年前です。

これは、アメリカの世界的に有名な神話学者のジョーゼフ・キャンベルが発見した法則で、世界中の神話の中に、ある共通のパターンがあるそうです。

それは、神話の中の主人公が、始めはどこにでもいそうなありきたりの存在だったり、どうしようもなく怠惰であったり、手に負えない暴れん坊だったりした主人公が、ある出来事を境に、幾多の冒険や試練を経て、一人前の存在となり、

最後には、最大の試練を乗り越え、栄光を勝ち取り、栄誉を与えられると言ったパターンです。

 

世界中、同じパターンで物語が作られている。

これが意味するところは、

このヒーローズ・ジャーニーの法則とは、私達一人一人の法則であり、一人一人が英雄であり、一人一人が人生という英雄の旅をしているということではないかと思うのです。

だから、スターウォーズやマトリックスなどの映画や物語を見ることで、私達は感動や共鳴をするのではないかと思うのです。

私達一人一人は英雄なんです。

そう言われると、なんか、こそばゆくないですか?

そんなわけあるかいって思いません?

でも、ちょっと憧れたり、もしそうだったらワクワクするかもって思いません?

 

英雄の旅は、ある日突然起きるそうです。

それは、使命とか天命とか、いろいろ言われ方はありますが、自分ではどうしようもない声や力に導かれていく様です。

何不自由ないし、周りも幸せ、だけど何かが違うという違和感。

私の居場所はここではないのではないかという、何となくの心の声。

憧れている場所がある。だけど一歩を踏み出す自信がない。

不意の病気や不幸。人生はこれで終わったと思っている。でもホントは諦められない。

 

自分が英雄であるならば、

今の暮らしは変わりますか?

日々の過ごし方はどうなりますか?

どのような仕事ぶりになるでしょうか?

どんな存在として人と接するでしょうか?

自分が英雄であることを思い出すことを側でずっと待っている人がいます。

それは、自分自身です。

自分のペースで、それぞれの英雄の旅に出る。

こんな素敵なことはないと思うのです。

それはちょっと不安で、でも、どうしようもなくワクワクする楽しい旅だと思うのです。

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